久能山東照宮って?
静岡県静岡市駿河区、久能山の標高216mに鎮座している「久能山東照宮」
約400年もの歴史を持ち、かの有名な徳川家康公をご祭神とする。
平和、開運、学問、厄除けの神として知られ、全国東照宮の創祀であり、最古の東照宮建築。
江戸初期の代表的建物として、平成22年静岡県初の「国宝」認定。
この他、境内には数多くの重要文化財が存在しており、見所満載です★
★おすすめ①「社殿&金の成る木」
◆社殿
日光東照宮より19年前に造られ、江戸初期の代表的建造物として「国宝」に指定されています。
また、本殿と拝殿を床の低い「石の間」でつないだ、いわゆる「権現造」の形式をもつ複合社殿です。
▲社殿
◆【楼門】
入り口にある※重要文化財の楼門
▲楼門
- ※久能山東照宮の重要文化財
- →昭和30年、神廟(しんびょう)、日枝神社、神庫(しんこ)、神楽殿、鼓楼(ころう)、神厩(しんきゅう)、楼門(ろうもん)が重要文化財に指定されている。
- ※重要文化財とは?
- →日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料、歴史資料等の有形文化財のうち、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき文部科学大臣が指定した文化財を指す。
◆【金の成る木】
本殿の後方にある「神廟」横にある「※金の成る木」
天高くそびえたつ様はまさに圧巻で、神々しい輝きを放っています。
▲「金の成る木」
- ※金の成る木について
- →家康公が「金の成る木とは何ぞや」と諸人たちに質問しところ、誰も答えることができず、自ら筆をとり3本の木の絵を描き、「よろづ程のよ木」「じひふか木(慈悲深き)」「しやうぢ木(正直)」と書き「これを常々信用すれば必ず富貴を得られる」と言ったそうです。それにふさわしいのが杉の大樹とされ、三代将軍家光公が植樹、樹齢350年余になる樹です。
★おすすめ②「四季の景色と駿河湾」
◆四季の景色
久能山は、四季折々の景色が楽しめます。
・春→梅や桜
・夏→神域が緑で溢れる
・秋→紅葉
・冬→初日の出の名所
▲河津桜
▲寒緋桜
◆駿河湾を望む景色
久能山東照宮の眼下には辺り一面の駿河湾が広がっています。
▲標高216mから望む景色
▲鳥居から望む駿河湾
★おすすめ③「石垣いちご」
石垣いちごが盛んな久能山。
入り口にあるKUNOUYAさんでおすすめの「ふわふわいちご」を注文。
▲いちごcafe「KUNOUYA」
▲ふわふわいちご
1159段の参道を往復した後のいちごスイーツは格別の美味しさでした♪
▲いちごカフェMenu
また、いちご狩りもできるので、採れたてで食べる石垣いちごも必見です🍓
▲「KUNOUYA」でいちご狩り
久能山東照宮案内
▲久能山東照宮全景
▲境内案内図
標高216mに位置する久能山東照宮へ行く方法は2つ。
①久能山下から1159段の参道を登る
②日本平からロープウェイで久能山へ
★ロープウェイでは地上から高さ約100mから四季の景色を堪能しながら、約五分間の空の旅を満喫できます!
☞ロープウェイの詳細はこちら
今回は①を挑戦!石鳥居から始まり、ひたすら登ります。
▲石鳥居
▲頂上が見えないほどの石段
1159段登り切った後は疲れも吹き飛ぶ絶景です!
▲頂上から見える景色
さらに、久能山東照宮には、※久能山東照宮博物館もあり、重要文化財に指定されている※洋時計や徳川家にまつわる武器・武具を見ることができます。
☞久能山東照宮博物館についてはこちら
- ※久能山東照宮博物館
- →収蔵する資料は、奉納による久能山東照宮伝世の宝物を中心に総数2000点を超え、特徴として、徳川家康公の日常品がまとまっていることと、徳川歴代将軍の武器、武具が充実していること。中でも、重要文化財に指定されている洋時計は世界的にも重要な資料であることが証明されている。
- ※洋時計
- →久能山東照宮には、慶長16年(1611)スペイン国王フェリペ3世から海難救助のお礼として徳川家康公に贈られた洋時計が神宝として残されている。元和2年(1616)に家康公が薨去の後、久能山東照宮に納められ、後に家康公の愛用した手沢品のひとつとして、国の重要文化財に指定される。
基本情報
所在地 | 〒422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390 |
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営業時間 | 9:00~17:00※受付は終了10分前まで。 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 周辺駐車場あり |
【アクセス】
◆日本平ロープウェイからのアクセスはこちら
◆久能山下からの徒歩ルートでのアクセスはこちら