はじめに

子育て世帯にとって、家の間取りは子育てのしやすさに直結します。
我が家も第一子が生まれるタイミングでマイホームを建てることになったため、
家づくりを考えたとき、「子育てしやすい家」にこだわり工夫をしてきました。
予算や坪数の制限もありましたが、実際に暮らしてみて「ここが正解だった!」と感じたポイントも多くあり、
今回は、そんな我が家の子育てしやすい家の間取りポイント5選を、実際の体験談を交えてご紹介します。
これから家づくりを考えている方の参考になれば嬉しいです。
我が家が取り入れて良かった間取りポイント5つ
間取りポイント①:「廊下がある間取り」
最近では廊下のない間取りもありますが、我が家はあえて廊下をしっかりとる設計にしました。
結果としてこれが大正解でした!
今の家づくりでは気密性能が高い家がほとんどですが、気密性能が高い分、家の中の生活音は結構響きます。
廊下があるおかげで、子どもが寝ているときでも寝室に生活音が聞こえづらいので、洗濯物を片付けたり、料理をしたり、お風呂に入ったりなど、家事が捗るので本当に便利です。
✅廊下があることで生活音が聞こえづらくなる
✅子どもが走り回っても安全(キッチンに直接入らない)
✅収納スペースとしても活用可能
間取りポイント②:「リビングを中心にした間取りで家族のコミュニケーションUP」
我が家では、リビングを家の中心に配置しました。
玄関から各部屋に行くためには必ずリビングを通るため、自然と家族の会話が増えると感じます。
キッチンからもリビング全体が見渡せるので、料理をしながら子どもの様子を確認できるのも嬉しいポイント。
小さい子どもがいる家庭では、この目が届く範囲で暮らせることはかなりの安心感になります。
リビングを中心にした間取りは、家族の絆をより一層深める空間づくりにもつながっていると思います。
【Point】
✅リビングを家の中心に配置
✅キッチンとダイニングの動線が良いオープンな設計
✅子どもの様子が見やすく安心
間取りポイント③:「収納スペースが充実している(ちょっと多めが◎)」
子どもが生まれると、おもちゃや絵本、着替えなど…想像以上にモノが増えます。
子どもの成長とともに増えていくと思うので、「収納スペースは多めに作っておいて本当によかった」と感じています。
来客時も、収納スペースがしっかりあることでサッと片付けることができています。
✅子どものおもちゃや服の収納場所を多めに確保
✅小さいうちは特に物が増えやすいので、収納は大容量が吉
間取りポイント④:「畳コーナーは”子育ての万能スペース”」
リビングの一角に、2畳の畳コーナーを設けました。
2畳というと少し小さいかなと思われますが、これが想像以上になんにでも使えます!
というのも、畳なら柔らかく、赤ちゃんのおむつ替えやお昼寝スペースとして大活躍。
また、子どもが少し大きくなってからは、子どもの遊びの場としてもピッタリです。
大人にとっても、使い勝手がよく、来客時のちょっとした休憩スペースにも活用できます。
✅畳コーナーは子どものお世話に大活躍
✅広くなくてもあると便利(我が家は2畳)
間取りポイント⑤:「水回りを集約して「家事動線をスムーズに!」」
もう一つ、家を建てて本当に良かったと感じているのが、水回りをまとめた間取りです。
我が家では、キッチンのすぐ隣に洗面脱衣室と洗濯スペースを配置しました。
これによって、料理・洗濯・片付けの動線がラクになり、
たとえばご飯を作りながら洗濯機を回し、合間に子どもの着替えをしたり、など
家事をしながら育児が同時に進められるようになりました。
また、家事導線が短くなることで、片付けの時間も短縮。家の中で行ったり来たりするストレスがなくなりました。
動線を考えた水回り設計は、生活のしやすさにも直結するものだと感じます。
✅キッチンやリビング近くに手洗い場を設置
✅掃除しやすい床材や壁材を選ぶ
🌿おわりに:子育てしやすい家は「ちょっとの工夫」で変わる
家づくりを振り返ってみると、紆余曲折を繰り返し今の間取りにたどり着きました。
将来や普段の暮らしをイメージし、ひとつひとつ考えたことが、今の快適さにつながっています。
家づくりには正解がありませんが、「子どもと過ごす時間をどう大切にしたいか」を考えることが、納得の家づくりができる一番の近道かもしれません。
子育ては何かと大変ですが、家づくりでできる工夫があると、日々の暮らしがぐっと楽になります。
これからマイホームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!