はじめに
家を建てるときは、多くの人が「土地代」「建物代」を中心に予算を立てると思います。
私たちも営業担当さんや設計担当さん含め、予算の計画を立て家づくりをしていましたが、
実際に家づくりを進める中で、「こんなところにも意外とお金がかかる‼」という点がいくつもありました。
この記事では、私たちが体験した「家を買ったら意外とお金がかかった項目ベスト5」を、リアルな金額や感想とともにご紹介いたします。

家を買ったら意外とお金がかかった項目
第1位:外構工事
第2位:カーテン
第3位:家具・家電の買い替え/新調
第4位:住宅ローン関連の手数料
第5位:地鎮祭
それぞれ、詳しく解説していきます。
第5位「地鎮祭(じちんさい)」
費用目安:約3~4万
神主さんへのお礼(初穂料):3万円
お供え物代:0円※
お神酒・野菜・果物の準備:0円※
※神主さんや営業担当さんが用意をしてくれたので費用はかかりませんでした。

第4位「住宅ローン関連の手数料」
費用目安:約100万~(借入額により変動)
住宅ローンというと、借りる額や金利に注目してしまいますが、ローンを組む際には様々な手数料が発生いたします。
以下は、夫婦のどちらか一人で借りた場合の金額目安になります。
(例)借入額3,500万円の場合
・事務手数料(借入額の1.98%):約70万円
・登記関係費用(抵当権設定):約30万円
・収入印紙代:2.2万円
・保証会社手数料:約3.3万円


第3位「家具・家電の買い替え/新調」
費用目安:約30万~
新居に引っ越す前に使っていた家具・家電をそのまま使う場合はかかりませんが、新居の広さ・間取り・雰囲気に合わせて、家具や家電を買い替え・新調する人がほとんど。
一部ハウスメーカーや工務店では、家具を紹介していたり、自社で作っている家具から選べることもあります。
実際に私たちもインテリア担当さんより家具の紹介もありましたが、「少しでも安く抑えたい!」との思いから、自分たちで用意することとしました。
以下は私たちの家具・家電の参考費用となります。
・エアコン2台:約30万円
・ダイニング:約4万円
・テレビボード:約2万円
・ソファ:約5万円
※冷蔵庫/洗濯機/テレビは引っ越す前に使っていたものをそのまま使用。

第2位「カーテン・カーテンレール」
費用目安:約20~30万
新築の家づくりで意外と見落としがちな費用が「カーテン」です。
打ち合わせの時には本体価格や設備の金額を気にしてしまいますが、いざ引き渡しの段階になると、全室分のカーテンが必要になります。
さらに、これは注文住宅あるあるだと思いますが、窓のサイズが既製品のカーテンのサイズに合わないことが多いです。
そのため、多くが”オーダーカーテン”となり、その分通常のカーテンより費用が上がってしまいます。
窓の数だけでなく、サイズやデザインによっても価格が変わってしまうため、「思っていたより高い!」と驚く人も多いポイントです。

第1位「外構工事」
費用目安:約100万~
家づくりで思ったより費用がかかるものの第1位は「外構工事」です。
実際に完成したお家を見ながら外構工事の詳細を詰めていくと、「せっかくの新居をよりオシャレに住みやすくしたい!」という思いから、外構工事の内容が増えることが多いです。
駐車場やアプローチ、フェンス、庭まわり、カーポートなど工事内容は様々で、広さによっても金額は変わってきますが、
最低限の舗装だけでも100万円、しっかりとしたデザインにすると数百万円以上はかかります。
以下は金額の目安となります。
例)土地の広さ約100坪
・駐車場コンクリート 2台分:約30万円
・ポスト:約8万円~
・フェンス、境界ブロック:約100万円~
・シンボルツリー:約3万円~

まとめ:想定外の出費に注意!
家づくりは「建てたら終わり」ではなく、「暮らし始めてからが本番」。
だからこそ、引き渡し後〜入居前にかかるお金をしっかり計算に入れておくことが大切です。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 地鎮祭 | 約3万円 |
| 住宅ローン手数料 | 約100万円~ |
| 家具家電 | 約30万円~ |
| カーテン | 約20万円~ |
| 外構工事 | 約100万円~ |
| 合計 | 約253万円~ |